
岡山バプテスト教会
組織50周年記念宣言
(今年)2013年、わたしたちは、岡山の地にバプテストの理想を追って63年を数え、岡山バプテスト教会を組織して、50年を経ました。これを機に、3.11以後を生きる礼拝者集団としてのわたしたち岡山バプテスト教会は自己理解を再度確認し、心に刻み、宣言します。
一、 わたしたちは、人を、礼拝者として成熟させようとする聖霊のふしぎな導きによって、讃美の絆である教会へと、導かれました。
一、 わたしたちは、いのちの創り主の御言(ことば)によって、すべての被造物と共に、創造の秩序を喜び、分ち合う和解の器である教会へと、創られました。
一、 わたしたちは、十字架の主イエス・キリストの恵みの選びによって、宣教する神の国の民である教会へと、選ばれました。
それゆえ、わたしたちは、この魂の事実に則り、讃美(教会)を建て、御業を祝い、御恵みを歌い続け、時代の困難に流されることなく、わたしたちのこのいのちの現場を生き抜きます。これはわたしたちの使命です。
2013年09月29日
岡山バプテスト教会員一同
岡山宣教50年宣言
(今年)、2001年、わたしたちは岡山の地にバプテストの理想を追って50年を経た。この50年を、ペンテコステの日を迎えるまでのイエスの弟子たちの苦闘の50日になぞらえ、わたしたちのペンテコステとして、以下のように受けとめ、心に刻む。
わたしたちは知っている。50年前、「《わたしはある》と言われる方」が呼び出してくださるまで、わたしたちは存在しなかった。この50年、わたしたちが消滅の危機に瀕したときも、その方はわたしたちに伴い、どん底から支え、この日に導かれた。それにもかかわらず、わたしたちは「神の完全」を喜ばず、上を望んで意を翻す存在である。
わたしたちは信じている。「《わたしはある》と言われる方」はありのままのわたしたちを受け入れてくださることを。その方はわたしたちを育み、「神の完全」へとわたしたちを導かれることを。そして、さらに、その方はすべての被造物を「神の完全」へと回復されることを。
わたしたちは祈っている(行動する)。わたしたちが「《自律する信徒の連帯》の霊」を受ける集まりとなるように。わたしたちが互いに「神の完全」を喜び合う交わりとなるように。わたしたちが「地の平和(シャローム)」を希みつづける「神の家族」となるように。
ナザレの人イエスの名によって。
2001年11月4日
「完全」と訳されるヘブライ語「シャレム」の原意は「人の手の入らない状態」を言う。「シャローム(平和)」はその派生語。
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岡山バプテスト教会
OKAYAMA BAPTIST CHURCH